私は、「Beisia Premium(ベイシアプレミアム)」を含むプライベートブランド商品を作っているマーチャンダイザーが良い商品を作るためのリサーチ事業をしています。具体的には、試作品の分析、ベイシアプレミアムの既存商品の分析、市場に関する情報収集などです。

例えば、できあがった試作品をベイシアのパート社員に食べていただいて、アンケートを取ること、他には、ベイシアプレミアムになるためには外部機関の調査で合格点を取らないといけないという規定がありますので、その窓口業務も担っています。

この仕事をしていると、同じ部署に食品のプロであるマーチャンダイザーが所属していることから、商品知識の幅が広がります。また、私自身がほぼ知識や経験ゼロからの仕事であったため、試行錯誤しながら仲間と一緒に作り上げていく、新しい仕事を作っていく喜びもあります。

リサーチ事業は未経験の仕事ですので、今までこんなに勉強したことがないくらい、自分で本を読んだりしています。もっとみんなの役に立ちたい、自分でもっと仕事の幅を広げたいと思って勉強することで自信に繋がりました。

もちろん、自分の思う通りにいかないことがあったり、自ら考えて行動することに難しさを感じたりするシーンもありますが、それも成長に繋がっているなと感じています。さらに会社全体を背負って仕事をしていると感じられて、大きな喜びとともに視野もかなり広くなりました。

ベイシアプレミアムの商品にはナショナルブランドよりも安いもの、おいしいものがたくさんあります。プライベートブランドは一般的にナショナルブランドよりもランクが落ちると思われがちですが、実際にはそんなことはありません。広告費を使わないなど工夫することで値段が安く抑えられているので、安くておいしい商品が提供できています。

ただ私もこの部署に異動する以前は、プライベートブランド商品に対してあまり関心がありませんでした。当時は商品よりも共に働く仲間、従業員についての関心が強かったように思います。おそらく社員の中にも興味を持てていない人がたくさんいるので、そういう人たちにもっとベイシアプレミアムについて知ってもらい、社内で盛り上げていきたいですね。

3月と9月の年2回、社内展示会を開催しており、従業員にベイシアプレミアムの新商品を知ってもらう試みも実施しています。こうした社内展示の試みはコロナ後から再スタートしたもので、今後も継続的に取り組んでいきます。

私はこれまで、実際に商品開発に関われるとは想像もしていませんでした。現職になってからはこれまで予想もしていなかったような仕事をしています。

現在、私には小学生の息子が2人居て、子育てをしながら働いています。次男はベイシアプレミアムの冷凍たまご炒飯がお気に入りで、「将来ベイシアで働きたい」というほどの大ファンです。自分が関わっている商品や会社を、家族に「好き」といってもらえると嬉しいですし、ベイシアのおかげで家族みんなが心豊かな暮らしを実現できているように思います。

自分のやりたいことがあって会社を選ぶのもひとつの方法です。けれど、自分の可能性を広げてみたい、見つけてみたいなど、まだ何がしたいか漠然とわかってない人もいると思います。ベイシアは入社してからさまざまな職種に出会えるので、自分自身も大きく成長できるし、これからやりたいことを見つけたい人には向いている会社です。

私自身は入社後、少しずつできることや任されることが増えていき、やりがいや喜びを感じるようになりました。ベイシアは店舗間の異動がありますが、毎回心機一転新しい気持ちになり、さまざまな人と一緒に働くなかで自分自身もパワーアップしていきます。

勤務年数を重ねるごとに喜びや目標が変わるなか、もちろん悩むこともありますが、それも含めて自分の成長を感じています。ぜひ長期的な視点で見てほしいなと思います。ぜひ一緒に働きましょう。