開発本部リーシング事業部 第二リーシング部 部長代理
  1. 新卒採用TOP
  2. ベイシアの人
  3. 開発本部リーシング事業部 第二リーシング部 部長代理

相手の商売を徹底的に理解して、自前の商売との相乗効果を生む

開発本部リーシング事業部 第二リーシング部 部長代理

1997年 新卒入社

M.I.

1997年、ベイシアに新卒入社。店舗社員としてキャリアをスタートし、青果部門を担当。5年目には上佐野店の新任店長となり、約8年間で4店舗の店長を歴任。2009年には本部の販売部に在籍、2014年にリーシング部へ異動ののち2020年からは部長代理を担う。

入社後の経歴

  • 1年目

    1997年

    西部モール店に配属となり青果担当として勤務

  • 2年目

    1998年

    青果チーフ(現マネジャー)となり複数店舗の売場責任者を経験

  • 5年目

    2001年

    新任店長として上佐野店へ配属、その後、約8年間で4店舗の店長を経験

  • 13年目

    2009年

    本部にて販売部群馬第二エリアマネジャー・BM販売部ディストリビューター、BM販売部エリアマネジャーを経験

  • 18年目

    2014年

    リーシング部へ異動

  • 24年目

    2020年

    現職の第二リーシング部長代理に着任

当社との相乗効果を考え、プランを計画

当社との相乗効果を考え、プランを計画

私は現在リーシング部に在籍しており、テナントに関する情報収集、モールづくりに関してのテナント構成プランの立案などを行っています。新店の計画があった際、どのように仕事を進めるのか具体的にご説明します。

例えば広い敷地を利用して、ショッピングモールを作るとします。地域の「生活の拠点」となるショッピングモールをつくるためには、ベイシアとグループ企業だけではなく、他社のテナントも含めて出店する必要があるでしょう。そのため、まずは情報収集をして大まかなプランを考えます。

そして、どのようなテナントを集めてモールを形成するかを決めるため、仮のプランを作成します。その後、企業に案内を出し、興味を示してくださった企業と契約条件の交渉をして契約を結び、工事や開業に向けた打ち合わせを行いながら開業へと進めていく……という流れです。

特に重要なステップが、テナントの選定です。新店の計画地にどのようなテナントを集めると良いか決めていく業務は、不動産業と似ていると感じる方もいるかもしれません。しかし不動産業との大きな違いは「ベイシアの自前の商売との相乗効果が見込めるか」という観点でパートナーを探すということです。賃料収入の利益も重要ではありますが、より集客が見込めるという視点でテナントの候補を決めていきます。

客数を増やすには、「客層を広げる」「来店頻度を増やす」ことにつながる取り組みが必要です。

例えば、既存店舗のメイン顧客層は40代~50代の女性であるケースが多く、お子様がいる20代~30代のファミリー層は比較的来店が少ない傾向にありました。そうした層にアプローチするために、「100円ショップ」「ベビー専門店」「アミューズメント(子供向け)」のテナントを導入したところ、客層の拡大と客数増加につながりました。

また、テナント開業後のフォローも仕事の一つです。主に設備の修繕等の対応、契約満了後の再契約の交渉および再契約の締結を行っています。また、テナント各社出店の成功事例があれば、他店への出店の可能性も増えてくるため、営業状況の確認を行いながらさらに出店の可能性がないかを協議しています。このように継続的にテナントとコミュニケーションを取り、お互いが良好な関係で営業を続けられるように尽力しています。

このように業務内容が多岐に渡るため、一日のスケジュールは日によって変わります。商談中心の日もあれば、現地調査に費やす日もあります。仕事量が多そうに見えるかもしれませんが長時間の残業はなく、遠方へ出張した際も早めに仕事を終えるなど、働き方も工夫しています。

商売の中身を理解し、数字以上の成果を出す

商売の中身を理解し、数字以上の成果を出す

リーシングとして求められている具体的な成果は、やはり数字で表さないといけません。中でも一番わかりやすい成果といえば、賃料収入を増やし続けていくことです。その点が非常に重要な要素である一方、先程お伝えした「自前の商売との相乗効果」も重要です。

ただ、相乗効果は具体的な数字で表しにくいのですが、それぞれの会社がどうやって収益を出しているのか、ビジネスを拡大しようとしているのか、徹底的にその会社の商売の中身を理解することで成果が出やすくなることは事実です。

そのため「ただ賃料を出してくれればいい」という考えではなく、テナント各社がどういう商売をされているのか、幅広い業界を理解しなければいけません。時代の変化にあわせて業界も変化していきますので、アンテナを広く、そして高く、常に新しい情報のインプットを続けています。

「小売以外」のビジネスを知ることで視野が広がる

「小売以外」のビジネスを知ることで視野が広がる

ベイシアに興味をお持ちの方は、きっと小売業に興味を持っておられると思います。リーシングの仕事では小売業の同業他社と繋がりができるだけでなく、小売以外のビジネスを展開している企業とコミュニケーションを取る機会も多いです。

私は新卒で当社に入社して現場からスタートし、小売業しか知らずに生きてきました。その中でリーシング部のキャリアが始まったのですが、全く違う商売をしている企業とのかかわりを持つことで、「こういう考えもあるのか」と視野が大きく広がりました。

リーシング部は、キャリアアップやさまざまなことを経験したい方にとってとても勉強になる部署なのではないでしょうか。専門的な業務も多く、幅広い知識を持たなくてはならない部署ではありますが、若い人にもどんどんチャレンジしてもらえたら嬉しいですね。ぜひ、飛び込んできてください。

ある一日のスケジュール

  • 09:00
    出社
    会議資料作成、契約書作成などの事務作業
  • 10:00
    テナント各社との商談(※)
  • 12:00
    昼食
  • 13:00
    テナント各社との商談(※)
  • 15:00
    商業施設視察、情報収集
  • 18:00
    退勤
    出退勤時間は出張や視察などの状況に応じ、日によって異なります
※主な商談内容
1.物件紹介、契約条件交渉、2.契約後開業までの工程打ち合わせ、3.営業不振店舗の契約条件協議、
4.再契約交渉、5.情報交換